とりあえず一杯
選評 昭和を感じる時代映画を見ているような雰囲気がいいですね。
広角レンズでカウンターの中から背景のお座敷まできちんと描写されていて、店内の状況が解りやすいです。
お客さんたちがそれぞれの思いでお店に立ち寄り時間を過ごしている情景につい見入ってしまいます。
お店の中など、薄暗い場所では1SO感度を、1600~6400に設定、ノイズもモノクロに仕上げれば写真に味がつきます。
選評 田邊先生。
この写真は、おわら風の盆に、行ったときに、写友4人で、近くの居酒屋さんに行った時の写真です。
飲むのが好きな仲間で行きました。私は、居酒屋さんの、カウンターに座る人の気持ちが解る。(笑)
居酒屋さんのカウンター大好きな、オヤジの心を併せ持ちます。
楽しいお酒で、しかし、深飲みすることも無く、この場所の雰囲気を楽しんでいました。
なぜか、カラーではなく、モノクロで撮りたいと思い、カメラの中のラフモノクロという設定にして撮りました。
アラーキーが被写体を見た時に、カラーで撮るかモノクロで撮るか、その瞬間に決めると、本で読みましたが、
私も同じで、今日はカラーで撮ろうとか、モノクロで、撮ろうとかあまり考えないで、その場の雰囲気で撮ります。
実際、踊りはカラーで、スローシンクロにして撮りました。
しかし、最近は、祭りの本番よりも、裏側に、興味があって、踊っている人を綺麗に撮るのは、ちょっと、飽きています。
町のレトロな雰囲気に、惹かれて、スナップしましたが、下町情緒というか。この写真を、選んでもらった事はとても嬉しいです。
ノイズをモノクロにするという技術は知りませんでした。目から鱗というか、今度は、その設定にして撮ってみます。
雑誌に投稿することは、本当に勉強になります。ありがとうございました。
にほんブログ村
by FantasyArt2
| 2014-10-03 21:30
| 雑誌掲載