クリスタルシティー
今日、女性カメラマンの方が、言われていたことを、反芻してみる。
モデルを撮るのは好きじゃない。彼女たちは、自分の事を美しいと思っていて、
ポーズも、笑顔も完璧なものを、100%で、与えてくれるけど、カメラマンからしたら、それを、受け取る作業しかない。
一緒に作り上げようという楽しさがない。だから、普通に、コンプレックスを抱えている人のほうが、いいんです。
それ、私も解ります。同じ意見。。。できれば、普通の人の方がいい。
先日、撮らせていただいた、お姫様も、普通にカフェのアルバイトの人。
私がモデルさんとして、撮らせていただいて居る人、大体、仕事でモデルはしていない。
なので、上から目線ではなく、謙虚さが、ある。
そんな普通の人が、ヘアメイクで驚くほど美しく変身して、
ふと、見せる表情の中には、最初、不安から、始まる。それから、だんだんと、打ち解けて行って、いい表情が撮れる。
写真を通じて産まれる、コミュニケーションの喜び。
それを、体感することが出来て、大変満足のいった撮影会でした。
からだは、その人、それぞれを、物語る。
コンプレックスも、その人のストーリー。
人それぞれ、違ってそれでいい。
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by FantasyArt2
| 2015-03-17 09:15